もう止められないの?川口物流拠点の巨大計画着々と!
川口丘陵の天合峰を取り壊し、47ヘクタールを造成し物流拠点を整備する計画があることは、ご存じの方も多いかと思います(川口土地区画整理事業)。この巨大計画の環境アセスメントの手続きが今いよいよ始まりました。天合峰はオオタカやトウキョウサンショウウオなど希少な生物が生息する自然豊かな里山です。これまでも長年多くの住民が反対の声を上げてきましたが、都市計画マスタープランや八王子市の基本構想にも位置付けられた計画であり2013年6月にはA案(北東部案)とB案(南西部案)どちらかを問う市民意見の募集が行われ、B案に決定しました。そもそも計画ありきの意見募集。「計画を取り消す」選択肢は問われなくていいのでしょうか。しかも、この物流拠点につながる北西部幹線道路計画(約440億円)も同時に進められているのです。少子高齢、人口減少社会に突入しようという時代、投資に見合うだけの需要があるとは思えず、もうこれ以上の自然破壊をすべきではありません。住民に計画の是非を問うべきではないでしょうか。