突然現れ、「何者だ?」と思われた方も多いと思います。
何者でもなく、市内のアパートでひっそりと独身生活を送る26歳、一市民。
生まれ・育ちは和歌山県和歌山市。なのに、なぜ八王子なのか?
きっかけは単純。東京で住むことにあこがれたのですが、誰も知らないところよりも、知り合いのいる八王子に住もうと決めただけでした。それが・・。
それから4年と3カ月。みるみる八王子の魅力に引き込まれ、誰よりも八王子が好きになったのです。
魅力の1番は人。八王子に来て、素晴らしい出会いがたくさんありました。
平和なまちをつくるため市民運動している方々、労働問題に取り組んでいる学生、高尾の山を守る活動をしている人、福祉ボランティアで活動している人、自らが社会を変えていこうと活動する障害当事者、NPOを立ち上げ、地域の居場所づくりをしている人・・・。こうした人との出会いが、「私も何かしなくちゃ!」と、社会に目を向けるきっかけになりました。
また、そこで出会った仲間とは、生活を支えあう関係、困った時に気軽に声をかけられる近所付き会いのような関係、ふざけあって楽しむ友達の関係など、様々なかたちでつながり、地域に深く根をはったコミュニティーに支えられてきました。
職場を通しては、様々な障がいを持った方たちと関わってきました。地域で暮らしたくてもできない人、サービスが不十分で自由に生活できない人、すべてを背負い込んだその家族、周囲の冷たい視線・・・ただ、地域でふつうに暮らしたいというだけなのに、かなわない人々がいる。この辛い現状をただ見ているだけはいけないと思いました。
ここで私が一番学んだことは「地域社会の大切さ」です。人々が支え合って生きていくという当たり前のことですが、そのことがいかに大切か、今ようやく気付くことができました。
経験もない私ですが、みなさんの意見を精一杯聞いて回ります。八王子市には55万通りのライフスタイルがあり、1つも犠牲になることがあってはいけません。
是非、みなさんの身の回りの意見や要望、私にたくさんお聞かせ下さい。よろしくお願いします。