今年も仲間たちとともに新年を迎えることができたことをとても感謝しています。
皆さんはどのようなお正月を迎えられたでしょうか?
私の小さい頃、親戚中が集まってとても賑やかなお正月の風景が当たり前でしたが、今年は一人で過ごした方も多かったのではないでしょうか。
今、単身世帯が年々増えているといわれ、20年後には全体の40%にまで上るという予想もされています。
八王子でも一人暮らしの高齢者を多く見かけます。子供が独立し、妻や夫を亡くして一人暮らしになった人、また、生涯独身の方も増えてきているようです。
そこで必要なのは一人一人を結ぶ地域のネットワークです。
「無縁社会」と騒がれる今、その背景には様々な問題を抱えています。雇用の問題、家族の問題、心の問題・・・。そして本来、それらを支えるために幾重にも重なっているはずのセーフティーネットすべてにすっぽり穴が空いてしまいました。その結果が無縁死、自殺、犯罪の増加となって表れています。
まず、地域にできることは何か?
その一番最初の支えではないでしょうか。
親に代わって、家族に代わって、学校に代わって、いつでも手を差し伸べられる、新しい地域づくりをしていきたいと考えています。
地域ケアシステム、社会的事業所の設置、フリースクール・ホームスクールへの支援等々・・生活者ネットワークには地域づくりのための様々なアイデアがあります。
これらの実現に向けて、今年も一年頑張ります!