沖縄で起っている民主主義・地方自治の破壊
先日、代理人の前田佳子と二人、自治体議員立憲ネットワークの研修として沖縄県に視察に行ってきました。
1日目は講演会や、翁長知事のお話しを聞き、2日目は高江ヘリパット予定地で座り込みをしている現場に行きました。最近、ニュースにもなった大阪府警の機動隊員がヘリパット建設に反対し座り込みをしている県民にむかって「土人」「シナ人」と差別発言をした現場です。私たちを含め全国の自治体議員ら32名で現地に入りました。その時そこに停車していた機動隊の車のナンバーをみると、練馬、品川、多摩など、東京からもかけつけているのがわかります。
私たちが現地に到着し、座りこみをしている住民らと訴えようとしたとたん、あっというまに大勢の機動隊に取り囲まれ、嫌がる住民の脇や足を抱えて強制的に排除していきました。その光景は大変ショックでした。県知事はじめ沖縄県民大多数がこの建設に反対しており、その抗議行動をする権利があるのに、住民を守る立場であるべき警察が力づくで排除していく。まさに民主主義、地方自治の破壊です。沖縄で起きていることは沖縄の問題ではなく、日本の全体の問題として私たちもこのことを考えなくてはなりません。このような視察報告等のはつらつタイムを希望の方は、どこにでも行きますので是非呼んでください。