第一回定例議会がはじまりました。

新市長就任後、初めての議会!
1日目は市長の所信表明演説とそれに対する質問でスタートしました。所信表明は市長が初めて就任した時のみに行うもので、八王子では12年前の黒須市長就任以来となります。しかし質問は会派の代表のみとなっており、残念ながら私は質問できませんでした。
新市長は所信表明の中で
投資すべき事業には積極的に投資していく「攻めのまちづくり」を行っていくことが重要であり、「将来を見据えた八王子の成長戦略」をすすめると語りました。
そして、「真の多摩のリーディングシティーにふさわしい都市をめざすために中核市への移行をすすめる」と言っています。
また、川口物流拠点整備の開発が地域経済活性化のために必要だと言いますが、山を切り崩し、膨大な費用をかけるこのような開発は時代にも見合わない事業であり、絶対に容認できません。
一方で、教育や子育て、介護、医療等の考えはほとんど語られませんでした。はたして市長の言う「活力ある魅力あふれるまち」とはどういうものなのでしょうか。
今後も議会での質問等を通し、市民1人1人が大切にされる、本当に魅力のあるまちを新市長に向けて提案していきたいと思います。

さて、続いて、来年度予算審議が始まります。
ところが、前市長の退任に合わせて副市長2名、教育長も退任し、新しい副市長は1名は決まりましたが、もう1名と教育長が現在のところ決まっておらず、空席のままなのです。
大切な予算審議に理事者が2人もいないという異例の事態!
職員や市民も不安を感じざるを得ません。
今後の市議会、みなさんも注意深く見ていただきたいと思います。