10月14日、決算審査は最終日を迎え、議長除く議員39名中賛成31票、反対8票で2010年度決算は可決されました。
私は反対意見を述べ、反対票を投じました。
2010年度は、南口再開発が完了した年であり、南口総合事務所やオリンパスホールなどに膨大な予算が投じられてきました。オリンパスホールだけでも事業総額122億円。うち市債総額は67億6千万円にも及びます。最初の試算だった40〜50億円の事業費を市債だけで大きく上回る結果となりました。今後、市の財政を圧迫していく大きな要因となってしまいます。
また、今後開発をすすめようとしている、八王子駅北口駅前のマルベリブリッジ延伸計画の基本設計や、川口北西部幹線道路の計画にも税金が投じられています。
また一方では、生活保護受給者が年々増加し、1万人を超えました。そして市税収入の減少がみられるこのような時に、無駄な開発事業に税金を使うのはすぐに止めるべきだと思うのです。
すべての事業費をチェックするのはたいへんな作業でしたが、
必要な事業とそうでない事業を見極めていく上で、この決算審査は大変重要なものだとわかりました。