愛媛県新居浜市で開催された、「第19回環境新居浜自治体会議 にいはま会議」に参加してきました。
環境保全に取り組む56の自治体が加盟していますが、八王子市もこの会員自治体の一つです。5月25日〜27日の三日間に渡る会議で、環境政策にどう取り組んでいけばいいか、他の自治体の事例などから学んできました。
分科会で私が選択したのは「再生可能エネルギーは産業復興の夢を見るか?」というテーマです。
愛媛県で取り組みでは、みかんの搾汁残さを利用したバイオエタノールの研究プロジェクト、廃油を原料としたバイオディーゼル燃料事業、小水力発電などについてお話を聞きました。また、その他にも木質バイオマスや太陽光、太陽熱等、再生可能エネルギーには様々な技術があり、エネルギー転換を実現していく可能性を知りました。
自然エネルギー政策プラットフォーム(JREPP)の研究「2050年自然エネルギービジョン」では、再生可能エネルギーを50%以上にすることは可能だと発表しています。
そしてそのためには、市民、企業、行政が連携できる仕組みづくりや政策、法整備が必要です。
八王子市でも、木質バイオマスの研究や太陽光パネルのモニター助成を行っていますが、さらに小水力発電の研究や太陽光普及の取り組みなど、エネルギーの地産地消を目指して積極的に提案していきたいと思います。