そごう撤退後、デパートのない八王子駅はなんだか物寂しい・・。また、再開発した南口のサザンスカイタワーは未だ約8割が空き室だそうです。中心市街地のにぎわいをどうやって取り戻していくか、市議会でも大きな課題となっています。
先日の予算審議でも多くの議員から注目を浴びたは、八王子駅北口マルベリーブリッジ東放射線延伸の計画でした。北口2階からバス停に降りるデッキを京王プラザ方面に延伸しようというもの。10mで約1億円にもなります。しかし、この計画の様々な問題点が明らかになっています。例えば、延伸先にエレベーターとエスカレーターを設置する予定なのですが、歩道の幅員が十分に確保されていないという点や、旭町明神町地区開発に伴い、エスカレーターを設置してもすぐに改修しなければならないという可能性が残されていること、東だけでなく、西放射線延伸や、西と東を結ぶペテストリアンデッキ構想を見据えていながら全体の試算がされておらず、計画全体が不透明だという点などなど・・。それでも多額の税金をかけて工事することが本当に必要でしょうか?空き店舗の利用や学生が活躍できる場を設けること、障がい者や、高齢者、乳幼児を連れた方にも使いやすいまちの改善が優先はないでしょうか。まちを歩いて気付いたことや、困ったことなど、小さなことでも、もっともっと提案していきましょう。