議会改革が進む自治体

丸い議場の名古屋市議会
丸い議場の名古屋市議会
先月、議会運営委員会の視察では、名古屋市議会、三重県議会、三重県鳥羽市議会を訪問し、3つの議会改革をみてきました。
そして、先日はお隣、東京都内で初めて議会基本条例を作った多摩市議会も訪ねてきました。
これら議会改革が進んでいる議会は、八王子市議会のしくみをやっと理解してきたと思っていた私にとって、目からうろこです。
自治体によってこんなにも違うものか、と驚くと同時に、議会の常識は常識ではない!八王子は遅れている!と感じます。

<八王子市議会と違うところ>
〜〜 例えばこんなことがあります 〜〜

・八王子では会派代表者会議など、秘密会議がありますが、会議はすべて市民に公開!
・議会の情報をツイッターを使って市民に流す(鳥羽市)
・八王子の一般質問では、まとめて質問しますが、質問はすべて一問一答。
・議場にプロジェクターがあり、質問の際に資料などを映し出せる(三重県)
・市民が政策提案できる→それを委員会で審議し、議会から政策を提案(多摩市)
・市議会だよりは議員が編集(八王子は事務局におまかせ)
・議員が市民にむけて議会報告会や意見交換会を行っている(名古屋市、鳥羽市、多摩市)
・質問は、議員→行政 の一方向ではなく、
議員⇔行政 議員⇔議員 (議員間討議・反問権)が許されている。
・委員会もすべてインターネット中継(名古屋)

八王子市も、議会基本条例検討会が設置され、議会改革に切り出しました。
まだ条例の骨子はできていませんが、決して議員に都合のいいものにするのではなく、市民は議会にどのようなことを望んでいるのか、市民と共に議論を進めていくように提案していこうと思います。