目に見えないもの

2011年7月5日 21時00分 | カテゴリー: 活動報告

片倉町から宇津貫町にかけての国道16号沿いには、産廃業者などが点在しています。
その奥には緑が豊かに生い茂る山。中では時々何かを燃している様子も・・。
先日、そのすぐ裏の住宅に住む女性の方が事務所に相談にきました。
「何か燃やしたような変なにおいがする」「夜のどが痛くて眠れない」等。
2年前ここに越してきて以来、ずっとこの臭いで悩み、様々なところに相談してきたけれど、解決されなかったそうです。ここは住宅地から見れば交通にも便利で緑も多く、一見とても環境の良いところです。家を買った時は、まさかこんなことに悩まされるとは思ってもみなかったことでしょう。
早速、市の職員に調査してもらいました。やはり、山の中には焼却炉などが数カ所あり、何か燃した後を確認しています。彼女の訴える臭いやのどの痛みも、これが原因である可能性が高くなりました。
しかし、そこは個人の土地の中。もちろん廃棄物の野外焼却は法律で禁止されているのですが、現行犯でないとなかなか取り締まるのは難しく、警察でないと近づけません。
また、このすぐそばに大きな保育園が建設中です。もし、小さい子どもたちに健康被害が出てしまったら・・そう考えると、やはり早く止めさせなければなりません。
健康被害が広がってからでは遅い。大気のダイオキシン検査を実施できないか、警察に見回ってもらえないか、様々な方面からの対応を模索しているところです。

ダイオキシン、放射能、電磁波、化学物質・・・
「目に見えない恐怖」がこんなにも広がっているのは、人間があらゆる便利を追い求めた結果なのでしょうか。知らず知らずのうちに自然を壊し、知らず知らずのうちに命を奪っていたなんて、気づいてからでは遅いのです。