6月定例議会終了。意見書採択!

やっと6月定例議会が終わりました。

議会最終日には生活者ネットワークが提出した「子ども年20ミリシーベルト基準の見直しを求める意見書」が全会一致で採択されました。
約10分の意見書説明を行い、簡易採決(※)での採択でした。
原発事故から4カ月近くたってしまいましたが、今もなお、自主避難したくても暫定基準値内であるので避難が難しいという方が大勢いらっしゃいます。
一日でも早く、政府の責任でこどもの被曝量を低減するための除染活動や避難措置を実施し、こどもの被曝の影響を最小限に抑えなければなりません!そこで、生活者ネットワークは、子どもの暫定基準年20ミリシーベルトを見直し、法定の年1ミリシーベルトを順守するよう政府に強く求めるこの意見書を提出しました。

市民の皆さんの提案を受けて、私も採択にむけて働きかけを続けてきた「放射線量測定に関する請願」も全会一致で採択!
「子どもたちの健康をまもりたい」という保護者のみなさんの切実な思いが伝わったのです。本当に良かった!

議会だけが議員の仕事ではありません。議会がない7月・8月も、放射線被曝の問題、原発の問題など、私もみなさんと一緒に、市や国へ訴えを続けていきます。

※ちなみに簡易採決とは・・
議長が「本案にご異議ありませんか」と問うと、議員が声を合わせて「なし!」と言うだけのもの。つまり、簡易採決のものは、採択されるとはじめから決まっているということ。
「あり」という人はまだ聞いたことがありません。
他にも・起立採決・記名投票がありますが、採決方法は議会運営委員会で決定されるものです。

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